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加賀友禅×アップサイクル

加賀友禅×アップサイクル

技を受け継ぎ、友禅の新たな伝統を築く  江戸時代に大成した加賀友禅は、「加賀五彩」と呼ばれる藍・臙脂・黄土・草・古代紫を基調とした色合いや、写実的に描かれる草花をモチーフとした絵画調の模様が特長です。仕上げに金箔や刺繍などの加飾をほとんど用いないことは京友禅と異なる特徴で、繊細な染技法のみで自然美を描き出します。最盛期には350人を超える作家がいましたが、現在は後継者不足など、これまで培われてきた技術を次世代に継承していくことが課題となっていました。 ■“加賀友禅” 伝統の技と地球環境を、次世代に繋げていくためのコラボレーション  こうした中、一般社団法人アップサイクルに参画している「毎田染画工芸」の友禅作家である毎田仁嗣・監修のもと、2023年6月から「京都精華大学」の学生が友禅染により“手ぬぐい”を制作するプロジェクトが発足しました。 加賀友禅は、「加賀五彩」と呼ばれる藍・臙脂・黄土・草・古代紫を基調とした色合いや、写実的に描かれる草花をモチーフとした絵画調の模様が特徴です。さらに、葉が虫に食われた様子を描き込む「虫喰い」、図柄に立体感を生み出す「先ぼかし」などの技法が使われます。仕上げに金箔や絞り、刺繍などの加飾をほとんどなく用いないことは京友禅と異なる特徴で、繊細な染技法のみで自然美を描き出します。「先ぼかし」「虫喰い」 (色画像引用:協同組合 加賀染振興協会 http://www.kagayuzen.or.jp/)  前回好評であった日本古来の必需品である“手ぬぐい”を、今年も京都精華大学の新たな学生が、友禅染の伝統的な技法を踏まえながらも環境や未来をテーマに独自の視点でデザインを制作しました。加賀友禅らしい落ち着きのある写実的な草花模様の他、若い世代の感性で現代風にアレンジした作品も注目です。 ■商品概要商品名:アップサイクル加賀友禅手ぬぐいサイズ:縦90cm×横32cm販売価格:2990円(税込)原産国:日本組成:綿75% 分類外繊維(和紙)25% ■デザインとコンセプト 題名:peaceful world作家:亀田ひなたテーマ:昨今の世界情勢をふまえ、豊かで平和な世界になって欲しいという思いを込めて平和と豊穣を象徴するモチーフを選んでデザインしました 題名:ゆらぎ作家:加藤暖菜テーマ: 間伐材が使用された生地であることから木目と水面の波紋を組み合わせてデザインし、人々に福をもたらす象徴である鯉をモチーフに変わりゆく社会の中でも福が訪れるようにと「ゆらぎ」を表現しました。 題名:momoka momotose作家:安井あすかテーマ:赤ちゃんからお年寄まで全ての人が穏やかに暮らせる世界がずっと続くようにと願いを込めてデザインしました。百歳と赤ちゃんの健康を祝う百日祝いから同音の桃と、共に生きるという意味を持つ相生結びの水引をモチーフに選びました。 題名:大正ロマン作家:梅﨑結菜テーマ:未来への希望や自由を求める風潮である「大正ロマン」をイメージし、猫をモチーフとしたポップで華やかなデザインにしました。 タオル・風呂敷の代わりに、ファッションアイテムや手土産としても、日常生活に溶け込みます。   ■毎田染画工芸について 毎田染画工芸は、伝統工芸を「古いもの」ではなく「現在へ続くファッションの積み重ね」と考えます。 三代にわたって守り続けてきた伝統の技を用いながら、加賀友禅のエッセンスを洋装、商品パッケージ、建築装飾など、きもの以外のさまざまな創作物に落とし込む挑戦を続けています。   毎田仁嗣 日本工芸会正会員/協同組合 加賀染振興協会理事/一般社団法人 加賀友禅文化協会理事/京都精華大学 非常勤講師加賀友禅の持つ自然美と幾何学模様を融合させたデザインの着物を制作。伝統的な友禅技法に独自の防染技法も交えて表現。加賀友禅の技法や意匠を活かしたファッション、室内装飾、パッケージなど様々な制作を手掛けております。 ■作家のデザインを最大限に引き出す「一貫制作体制」 加賀友禅は図案から仕上げまで約12-15工程があり、その全てが熟練の手作業で行われます。古来より分業が一般的である染色工程ですが、毎田染画工芸では工房内で一貫制作をしております。これにより、作家は作品の質を高め、時代に合わせた意匠を最終の仕上げまで責任を持って厳格に見届けることができます。 1.図案作成 自然の美しさやそこから得た感動を文様化してイメージを作成。着姿に留意しながら原寸大のデザインを紙に描きます。別注の場合はご依頼の色やモチーフで構成を制作いたします。...

加賀友禅×アップサイクル

技を受け継ぎ、友禅の新たな伝統を築く  江戸時代に大成した加賀友禅は、「加賀五彩」と呼ばれる藍・臙脂・黄土・草・古代紫を基調とした色合いや、写実的に描かれる草花をモチーフとした絵画調の模様が特長です。仕上げに金箔や刺繍などの加飾をほとんど用いないことは京友禅と異なる特徴で、繊細な染技法のみで自然美を描き出します。最盛期には350人を超える作家がいましたが、現在は後継者不足など、これまで培われてきた技術を次世代に継承していくことが課題となっていました。 ■“加賀友禅” 伝統の技と地球環境を、次世代に繋げていくためのコラボレーション  こうした中、一般社団法人アップサイクルに参画している「毎田染画工芸」の友禅作家である毎田仁嗣・監修のもと、2023年6月から「京都精華大学」の学生が友禅染により“手ぬぐい”を制作するプロジェクトが発足しました。 加賀友禅は、「加賀五彩」と呼ばれる藍・臙脂・黄土・草・古代紫を基調とした色合いや、写実的に描かれる草花をモチーフとした絵画調の模様が特徴です。さらに、葉が虫に食われた様子を描き込む「虫喰い」、図柄に立体感を生み出す「先ぼかし」などの技法が使われます。仕上げに金箔や絞り、刺繍などの加飾をほとんどなく用いないことは京友禅と異なる特徴で、繊細な染技法のみで自然美を描き出します。「先ぼかし」「虫喰い」 (色画像引用:協同組合 加賀染振興協会 http://www.kagayuzen.or.jp/)  前回好評であった日本古来の必需品である“手ぬぐい”を、今年も京都精華大学の新たな学生が、友禅染の伝統的な技法を踏まえながらも環境や未来をテーマに独自の視点でデザインを制作しました。加賀友禅らしい落ち着きのある写実的な草花模様の他、若い世代の感性で現代風にアレンジした作品も注目です。 ■商品概要商品名:アップサイクル加賀友禅手ぬぐいサイズ:縦90cm×横32cm販売価格:2990円(税込)原産国:日本組成:綿75% 分類外繊維(和紙)25% ■デザインとコンセプト 題名:peaceful world作家:亀田ひなたテーマ:昨今の世界情勢をふまえ、豊かで平和な世界になって欲しいという思いを込めて平和と豊穣を象徴するモチーフを選んでデザインしました 題名:ゆらぎ作家:加藤暖菜テーマ: 間伐材が使用された生地であることから木目と水面の波紋を組み合わせてデザインし、人々に福をもたらす象徴である鯉をモチーフに変わりゆく社会の中でも福が訪れるようにと「ゆらぎ」を表現しました。 題名:momoka momotose作家:安井あすかテーマ:赤ちゃんからお年寄まで全ての人が穏やかに暮らせる世界がずっと続くようにと願いを込めてデザインしました。百歳と赤ちゃんの健康を祝う百日祝いから同音の桃と、共に生きるという意味を持つ相生結びの水引をモチーフに選びました。 題名:大正ロマン作家:梅﨑結菜テーマ:未来への希望や自由を求める風潮である「大正ロマン」をイメージし、猫をモチーフとしたポップで華やかなデザインにしました。 タオル・風呂敷の代わりに、ファッションアイテムや手土産としても、日常生活に溶け込みます。   ■毎田染画工芸について 毎田染画工芸は、伝統工芸を「古いもの」ではなく「現在へ続くファッションの積み重ね」と考えます。 三代にわたって守り続けてきた伝統の技を用いながら、加賀友禅のエッセンスを洋装、商品パッケージ、建築装飾など、きもの以外のさまざまな創作物に落とし込む挑戦を続けています。   毎田仁嗣 日本工芸会正会員/協同組合 加賀染振興協会理事/一般社団法人 加賀友禅文化協会理事/京都精華大学 非常勤講師加賀友禅の持つ自然美と幾何学模様を融合させたデザインの着物を制作。伝統的な友禅技法に独自の防染技法も交えて表現。加賀友禅の技法や意匠を活かしたファッション、室内装飾、パッケージなど様々な制作を手掛けております。 ■作家のデザインを最大限に引き出す「一貫制作体制」 加賀友禅は図案から仕上げまで約12-15工程があり、その全てが熟練の手作業で行われます。古来より分業が一般的である染色工程ですが、毎田染画工芸では工房内で一貫制作をしております。これにより、作家は作品の質を高め、時代に合わせた意匠を最終の仕上げまで責任を持って厳格に見届けることができます。 1.図案作成 自然の美しさやそこから得た感動を文様化してイメージを作成。着姿に留意しながら原寸大のデザインを紙に描きます。別注の場合はご依頼の色やモチーフで構成を制作いたします。...

アップサイクル×大島紬

アップサイクル×大島紬

プロジェクト動画:https://youtu.be/2U8Ry-tGEYk ■伝統的な大島紬の製織技法と地球環境を、次世代に繋ぐコラボレーション  鹿児島県・奄美大島を代表する伝統的工芸品の織物「大島紬」の起源は1800年以前にさかのぼり、日本において最も長い歴史と伝統のある織物と言われています。 大島紬の工程は大きく分けて30以上あり、図案に始まり、経糸と緯糸を組み合わせながら、まるで小さな点を集めて絵を描くかのように織り、完成まで半年近くかかります。 糸一本分のずれも許されない緻密な絣模様と、軽くて、暖かく、しなやかで、着崩れしないなどの特長があり、ゴブラン織り、ペルシャ絨毯とならび世界三大織物の一つに数えられます。 この大島紬は1977-78年頃に全盛期を迎えますが、着物離れの影響もあり今も市場規模は減少しています。 各工程に高い技術を要するため、後継者の育成も課題となっています。このたび、大島紬の伝統技術と地球環境を次世代につなげていくため、一般社団法人アップサイクルが推進する使用後の紙資源や未利用の間伐材から紙糸を制作するプロジェクト「TSUMUGI」とのコラボレーションが実現しました。 経糸は大島紬の絹糸、緯糸には絹糸と紙糸を撚り合わせて織り上げることで、絹ならではの光沢感と、紙糸の優しい手触りを併せ持った生地が完成しました。また、絹糸の一部には大島紬の製造工程で余った残糸を使用しています。 <絹糸と紙糸を撚り合わせた糸を用いて生地を織る様子> ・奄美大島の伝統技法「泥染め」を用いて染色  「泥染め」は本場奄美大島紬の工程の一つです。まずシャリンバイ(奄美の方言:テーチ木)を煮出した染料と石灰水で染めます。何度も繰り返して茶褐色に染めた後、泥田の中で揉み込みます。  テーチ木に含まれるタンニンと、奄美大島の泥が持つ鉄分が結合することで、徐々に黒っぽい褐色に染まっていきます。この奄美大島の豊かな自然ならではの染色技法を製品に採用しました。 <泥染めの工程(協力:肥後染色)> ■販売商品

アップサイクル×大島紬

プロジェクト動画:https://youtu.be/2U8Ry-tGEYk ■伝統的な大島紬の製織技法と地球環境を、次世代に繋ぐコラボレーション  鹿児島県・奄美大島を代表する伝統的工芸品の織物「大島紬」の起源は1800年以前にさかのぼり、日本において最も長い歴史と伝統のある織物と言われています。 大島紬の工程は大きく分けて30以上あり、図案に始まり、経糸と緯糸を組み合わせながら、まるで小さな点を集めて絵を描くかのように織り、完成まで半年近くかかります。 糸一本分のずれも許されない緻密な絣模様と、軽くて、暖かく、しなやかで、着崩れしないなどの特長があり、ゴブラン織り、ペルシャ絨毯とならび世界三大織物の一つに数えられます。 この大島紬は1977-78年頃に全盛期を迎えますが、着物離れの影響もあり今も市場規模は減少しています。 各工程に高い技術を要するため、後継者の育成も課題となっています。このたび、大島紬の伝統技術と地球環境を次世代につなげていくため、一般社団法人アップサイクルが推進する使用後の紙資源や未利用の間伐材から紙糸を制作するプロジェクト「TSUMUGI」とのコラボレーションが実現しました。 経糸は大島紬の絹糸、緯糸には絹糸と紙糸を撚り合わせて織り上げることで、絹ならではの光沢感と、紙糸の優しい手触りを併せ持った生地が完成しました。また、絹糸の一部には大島紬の製造工程で余った残糸を使用しています。 <絹糸と紙糸を撚り合わせた糸を用いて生地を織る様子> ・奄美大島の伝統技法「泥染め」を用いて染色  「泥染め」は本場奄美大島紬の工程の一つです。まずシャリンバイ(奄美の方言:テーチ木)を煮出した染料と石灰水で染めます。何度も繰り返して茶褐色に染めた後、泥田の中で揉み込みます。  テーチ木に含まれるタンニンと、奄美大島の泥が持つ鉄分が結合することで、徐々に黒っぽい褐色に染まっていきます。この奄美大島の豊かな自然ならではの染色技法を製品に採用しました。 <泥染めの工程(協力:肥後染色)> ■販売商品

京友禅アップサイクル金彩Tシャツ

京友禅アップサイクル金彩Tシャツ

■伝統的な京友禅の金彩技法と地球環境を、次世代に繋ぐコラボレーション  金彩技術は古代のインド、ジャワ、中国をルーツに持ち、日本では着物や陶芸品などを艶やかに彩る技法として独自の発展を遂げてきました。特に唐や宋の時代には織物の上に糊料や漆、ニカワなどの接着剤で文様を置き、その上に金箔を押しあてて乾燥したのち、拭きとって文様を表現する「銷金」として知られ、日本でも「絞り染め」や「刺繍」と組み合わせた、華やかながらどこか繊細さを感じる独特の染飾が生まれました。  この金彩技術は、能装束や祝いの衣装にも広く取り入れられ、友禅染を華やかに表現するために用いられており、時代を超えて受け継がれてきた伝統技法です。現代においても、その歴史を尊重しつつ、技法や素材、道具が改良されており、今日でも京友禅をはじめとする伝統工芸に取り入れられています。 ・世代を超えてつくりあげたコラボレーション作品  このたび、金彩の伝統技術と地球環境を次世代につなげていくため、一般社団法人アップサイクルに参画する「ネスレ日本」と「神戸市」が推進する使用後の紙資源や未利用の間伐材から紙糸を制作するプロジェクト「TSUMUGI」と、金彩工芸を手がける「廣岡京染工芸」とのコラボレーションが実現しました。  松本流金彩工芸士である廣岡讀氏が、紙糸「TSUMUGI」で編まれたしなやかで優しい手触りの生地に、繊細な金彩加工を施しています。また、廣岡氏の孫である水嶋茂尭氏が、京友禅の伝統的なモチーフを現代風にアップデートしたアートデザインを作成しました。  このように、祖父のもつ京友禅の「金彩工芸」を、孫が現代の感性を取り入れたデザインをアップサイクル生地に落とし込んだ、まさに伝統技術と地球環境を次世代へと紡ぐコラボレーションになっています。 ■商品概要 Tシャツには、 金彩技法のひとつである「糸目金くくり技法」を用いて仕上げ加工を施しました。この技法は「金線書き」や「筒描き」とも呼ばれ、友禅染の模様、特に糸目の部分を上から金線でくくる手法です。 筒を使い、糊のかわりに金線(糊)を置いて模様を描く、非常に繊細な技術です。日本の伝統的な技術を組み合わせ、現代的なデザインにアップデートすることで、モダンな和を表現した、日本の華やかさと繊細な美しさを肌で感じることができるアイテムです。 サイズ M:身・着丈:65cm、バスト:94cm L:身・着丈:67cm、バスト:100cm XL:身・着丈:70cm、バスト:106cm 販売価格  ¥15,000 (税込) 組成  綿 70%、分類外繊維(和紙) 30% 生産国  日本 【デザインコンセプト】 「Bright Future -若葉-」  若葉の柄は、新しい生命や成長、そして希望を象徴しており、若葉が上向きに伸びる様子は、自然界での新しい始まりや新たなスタートを表現しています。 また、若葉は季節の変わり目を示すため、日本の四季折々の美しさと調和を讃えます。...

京友禅アップサイクル金彩Tシャツ

■伝統的な京友禅の金彩技法と地球環境を、次世代に繋ぐコラボレーション  金彩技術は古代のインド、ジャワ、中国をルーツに持ち、日本では着物や陶芸品などを艶やかに彩る技法として独自の発展を遂げてきました。特に唐や宋の時代には織物の上に糊料や漆、ニカワなどの接着剤で文様を置き、その上に金箔を押しあてて乾燥したのち、拭きとって文様を表現する「銷金」として知られ、日本でも「絞り染め」や「刺繍」と組み合わせた、華やかながらどこか繊細さを感じる独特の染飾が生まれました。  この金彩技術は、能装束や祝いの衣装にも広く取り入れられ、友禅染を華やかに表現するために用いられており、時代を超えて受け継がれてきた伝統技法です。現代においても、その歴史を尊重しつつ、技法や素材、道具が改良されており、今日でも京友禅をはじめとする伝統工芸に取り入れられています。 ・世代を超えてつくりあげたコラボレーション作品  このたび、金彩の伝統技術と地球環境を次世代につなげていくため、一般社団法人アップサイクルに参画する「ネスレ日本」と「神戸市」が推進する使用後の紙資源や未利用の間伐材から紙糸を制作するプロジェクト「TSUMUGI」と、金彩工芸を手がける「廣岡京染工芸」とのコラボレーションが実現しました。  松本流金彩工芸士である廣岡讀氏が、紙糸「TSUMUGI」で編まれたしなやかで優しい手触りの生地に、繊細な金彩加工を施しています。また、廣岡氏の孫である水嶋茂尭氏が、京友禅の伝統的なモチーフを現代風にアップデートしたアートデザインを作成しました。  このように、祖父のもつ京友禅の「金彩工芸」を、孫が現代の感性を取り入れたデザインをアップサイクル生地に落とし込んだ、まさに伝統技術と地球環境を次世代へと紡ぐコラボレーションになっています。 ■商品概要 Tシャツには、 金彩技法のひとつである「糸目金くくり技法」を用いて仕上げ加工を施しました。この技法は「金線書き」や「筒描き」とも呼ばれ、友禅染の模様、特に糸目の部分を上から金線でくくる手法です。 筒を使い、糊のかわりに金線(糊)を置いて模様を描く、非常に繊細な技術です。日本の伝統的な技術を組み合わせ、現代的なデザインにアップデートすることで、モダンな和を表現した、日本の華やかさと繊細な美しさを肌で感じることができるアイテムです。 サイズ M:身・着丈:65cm、バスト:94cm L:身・着丈:67cm、バスト:100cm XL:身・着丈:70cm、バスト:106cm 販売価格  ¥15,000 (税込) 組成  綿 70%、分類外繊維(和紙) 30% 生産国  日本 【デザインコンセプト】 「Bright Future -若葉-」  若葉の柄は、新しい生命や成長、そして希望を象徴しており、若葉が上向きに伸びる様子は、自然界での新しい始まりや新たなスタートを表現しています。 また、若葉は季節の変わり目を示すため、日本の四季折々の美しさと調和を讃えます。...

会津型×アップサイクル

会津型×アップサイクル

■「創作」と「工芸」がひそむ芸術の街・喜多方市の伝統工芸“会津型”を次世代に繋げていくためのコラボレーション 「会津型」とは、江戸時代末期から昭和初期にかけて福島県・喜多方で製造され東北一円に広がっていた「染型紙」です。型紙を使って染色し、布地に模様をつけることを「型染め」と言い、喜多方は伊勢白子、京都、江戸と並ぶ染型紙の生産地でした。当地で生産した和紙・柿渋・水で作った渋紙に彫刻刀で紋様を掘り、藍染等によって繊細な模様をつけられることが特徴で、当時は着物や浴衣といった庶民のファッションとして広く親しまれていました。 洋服の普及や印刷技術の発展により、昭和10年頃には一度途絶えましたが、そのデザイン性の高さや型彫師の細微な技術が評価され、現在は福島県と喜多方市の有形民俗文化財にも指定されています。         ■アップサイクル紙糸「TSUMUGI」を用いた『アップサイクル会津型』を制作 こうした中、プロジェクト「TSUMUGI」と、喜多方市で「会津型」の保存・普及活動に取り組む「染織工房れんが」による伝統技術と地球環境を次世代に繋げるためのコラボレーションが実現しました。 「会津型」に保存されている伝統的なデザインや技法を踏襲しながらも、東北地方で広く親しまれている「赤べこ」をはじめとする現代の生活にも馴染みやすいデザインを、「TSUMUGI」の生地に「型染め」しています。また生地の補強や防寒のため、東北地方で独自に発達した技法である「刺し子」を用いた伝統的な模様の製品も制作しました。手仕事ならではの味わいと、藍の優しさ・温かみのあるデザインが魅力です。一枚一枚に職人の想いが込められており、私たちの生活に新しい彩りを加えてくれます。 ■商品写真 ハンカチタオル(刺し子) サイズ:25cm×25cm 販売価格:1,490円(税込) ハンカチタオル(会津型) サイズ:25cm×25cm 販売価格:1,490円(税込) トートバック サイズ:33cm×39cm×10cm 販売価格:3,990円(税込) ランチトート サイズ:13cm×30cm×11cm 販売価格:2,990円(税込) フラットポーチ サイズ:16cm×21cm 販売価格:2,490円(税込) トラベルポーチ サイズ:10cm×17cm×5cm 販売価格:1,990円(税込) ■デザイン例...

会津型×アップサイクル

■「創作」と「工芸」がひそむ芸術の街・喜多方市の伝統工芸“会津型”を次世代に繋げていくためのコラボレーション 「会津型」とは、江戸時代末期から昭和初期にかけて福島県・喜多方で製造され東北一円に広がっていた「染型紙」です。型紙を使って染色し、布地に模様をつけることを「型染め」と言い、喜多方は伊勢白子、京都、江戸と並ぶ染型紙の生産地でした。当地で生産した和紙・柿渋・水で作った渋紙に彫刻刀で紋様を掘り、藍染等によって繊細な模様をつけられることが特徴で、当時は着物や浴衣といった庶民のファッションとして広く親しまれていました。 洋服の普及や印刷技術の発展により、昭和10年頃には一度途絶えましたが、そのデザイン性の高さや型彫師の細微な技術が評価され、現在は福島県と喜多方市の有形民俗文化財にも指定されています。         ■アップサイクル紙糸「TSUMUGI」を用いた『アップサイクル会津型』を制作 こうした中、プロジェクト「TSUMUGI」と、喜多方市で「会津型」の保存・普及活動に取り組む「染織工房れんが」による伝統技術と地球環境を次世代に繋げるためのコラボレーションが実現しました。 「会津型」に保存されている伝統的なデザインや技法を踏襲しながらも、東北地方で広く親しまれている「赤べこ」をはじめとする現代の生活にも馴染みやすいデザインを、「TSUMUGI」の生地に「型染め」しています。また生地の補強や防寒のため、東北地方で独自に発達した技法である「刺し子」を用いた伝統的な模様の製品も制作しました。手仕事ならではの味わいと、藍の優しさ・温かみのあるデザインが魅力です。一枚一枚に職人の想いが込められており、私たちの生活に新しい彩りを加えてくれます。 ■商品写真 ハンカチタオル(刺し子) サイズ:25cm×25cm 販売価格:1,490円(税込) ハンカチタオル(会津型) サイズ:25cm×25cm 販売価格:1,490円(税込) トートバック サイズ:33cm×39cm×10cm 販売価格:3,990円(税込) ランチトート サイズ:13cm×30cm×11cm 販売価格:2,990円(税込) フラットポーチ サイズ:16cm×21cm 販売価格:2,490円(税込) トラベルポーチ サイズ:10cm×17cm×5cm 販売価格:1,990円(税込) ■デザイン例...

東京水引×TSUMUGI:創作水引アクセサリー

東京水引×TSUMUGI:創作水引アクセサリー

■“水引細工” の伝統技術と地球環境を、次世代に繋げていくためのコラボレーション   水引は色や形といった多様な“結び“によって、言葉では表しきれない、感謝や寿ぎの気持ちを伝える役割を担っており、縁結びの意味が込められることもあります。その結びの多くは口伝文化で継承され発展してきましたが、近年の慶弔をはじめとする冠婚葬祭の簡素化により全盛期に比べると職人の数も減少傾向にあると言われています。他方で古来からの伝統を大切にしながら、固定観念にとらわれることなく、水引を様々な作品に活用する可能性も見出されています。 ・水引アーティストによる創作アクセサリーを制作 こうした中、使用後の紙資源や未利用の間伐材から紙糸を制作するプロジェクト「TSUMUGI」と、"いつも ココロ はずむ"をテーマに水引のアート作品やアクセサリーを企画・制作・販売する「東京水引」のコラボレーションが実現しました。水引の伝統技術と地球環境を次世代につなげていくため、水引アーティスト・中村江美が、プロジェクト「TSUMUGI」による「アップサイクル水引」を使用して様々な創作アクセサリーを制作しました。 水引が持つおもてなしの心や気品、感謝の気持ちを大切にする精神性を活かしたデザインと、「TSUMUGI」の自然由来で軽く、柔らかい色合いが掛け合わさった創作アクセサリーは日常生活にも溶け込みます。 ■商品概要 商品 画像 商品名 羽根イヤーカフ 線のお花 価格 \2,970-(税込) \3,850-(税込) 商品 画像 商品名 松結びのブランコピアス・イヤリング アシンメトリーピアス・イヤリング 価格 \2,970-(税込) \3,850-(税込) 商品 画像 商品名 葉っぱとお花...

東京水引×TSUMUGI:創作水引アクセサリー

■“水引細工” の伝統技術と地球環境を、次世代に繋げていくためのコラボレーション   水引は色や形といった多様な“結び“によって、言葉では表しきれない、感謝や寿ぎの気持ちを伝える役割を担っており、縁結びの意味が込められることもあります。その結びの多くは口伝文化で継承され発展してきましたが、近年の慶弔をはじめとする冠婚葬祭の簡素化により全盛期に比べると職人の数も減少傾向にあると言われています。他方で古来からの伝統を大切にしながら、固定観念にとらわれることなく、水引を様々な作品に活用する可能性も見出されています。 ・水引アーティストによる創作アクセサリーを制作 こうした中、使用後の紙資源や未利用の間伐材から紙糸を制作するプロジェクト「TSUMUGI」と、"いつも ココロ はずむ"をテーマに水引のアート作品やアクセサリーを企画・制作・販売する「東京水引」のコラボレーションが実現しました。水引の伝統技術と地球環境を次世代につなげていくため、水引アーティスト・中村江美が、プロジェクト「TSUMUGI」による「アップサイクル水引」を使用して様々な創作アクセサリーを制作しました。 水引が持つおもてなしの心や気品、感謝の気持ちを大切にする精神性を活かしたデザインと、「TSUMUGI」の自然由来で軽く、柔らかい色合いが掛け合わさった創作アクセサリーは日常生活にも溶け込みます。 ■商品概要 商品 画像 商品名 羽根イヤーカフ 線のお花 価格 \2,970-(税込) \3,850-(税込) 商品 画像 商品名 松結びのブランコピアス・イヤリング アシンメトリーピアス・イヤリング 価格 \2,970-(税込) \3,850-(税込) 商品 画像 商品名 葉っぱとお花...

神戸・六甲山コラボレーション

神戸・六甲山コラボレーション

プロジェクト「TSUMUGI」は、日本において古来より和紙で作られてきた伝統的な紙糸を、アップサイクルで創造的に再定義 兵庫県・神戸市に拠点を置く企業のオフィスや、環境啓発施設を中心に回収した紙資源と、六甲山の手入れから発生するヒノキやスギ等の未利用間伐材を使用したコラボレーション衣服を制作しました。売上の一部は、森林保全に役立てられることになっており、皆さまの想いと伝統を未来へと紡ぎ、持続可能な社会をつくることにつなげていきます。 ◇デザイン:Nature 風の音、陽の光、鳥の声。 同じ山でも同じ表情はなく常に変化し、 季節によって様々な植物が顔を覗かせます。 木漏れ日が降り注ぐ山の中で 澄んだ空気と景色を楽しみながら 味わう淹れたての一杯も格別です。 忙しく過ぎる日々の生活から離れ たまには心安らぐひとときを。 ◇デザイン:Mt.Rokko 神戸の街の背後にそびえ立つ六甲山。 時間とともに山の表情は異なり 夜が明けてから日が暮れるまで、 六甲山は刻々と変化し続けます。 陽の光を浴び、月の光が降り注ぎ 六甲山から眺める景色も美しく色づいていく。 天気や季節、そして時間によって 目まぐるしく変化する六甲山は 今日も私たちを楽しませてくれます。 Designed by Riko (Nestle Japan ltd.,) 新たな命が吹き込まれたアップサイクル商品を是非手に取っていただき、自然を感じていただけますと幸いです。 ◇六甲山と間伐について 兵庫県・神戸市、六甲山。...

神戸・六甲山コラボレーション

プロジェクト「TSUMUGI」は、日本において古来より和紙で作られてきた伝統的な紙糸を、アップサイクルで創造的に再定義 兵庫県・神戸市に拠点を置く企業のオフィスや、環境啓発施設を中心に回収した紙資源と、六甲山の手入れから発生するヒノキやスギ等の未利用間伐材を使用したコラボレーション衣服を制作しました。売上の一部は、森林保全に役立てられることになっており、皆さまの想いと伝統を未来へと紡ぎ、持続可能な社会をつくることにつなげていきます。 ◇デザイン:Nature 風の音、陽の光、鳥の声。 同じ山でも同じ表情はなく常に変化し、 季節によって様々な植物が顔を覗かせます。 木漏れ日が降り注ぐ山の中で 澄んだ空気と景色を楽しみながら 味わう淹れたての一杯も格別です。 忙しく過ぎる日々の生活から離れ たまには心安らぐひとときを。 ◇デザイン:Mt.Rokko 神戸の街の背後にそびえ立つ六甲山。 時間とともに山の表情は異なり 夜が明けてから日が暮れるまで、 六甲山は刻々と変化し続けます。 陽の光を浴び、月の光が降り注ぎ 六甲山から眺める景色も美しく色づいていく。 天気や季節、そして時間によって 目まぐるしく変化する六甲山は 今日も私たちを楽しませてくれます。 Designed by Riko (Nestle Japan ltd.,) 新たな命が吹き込まれたアップサイクル商品を是非手に取っていただき、自然を感じていただけますと幸いです。 ◇六甲山と間伐について 兵庫県・神戸市、六甲山。...